こんにちは、HARUです。
季節は本格的な夏、今回のみち草きは「都立小山田緑地」です。
東京都の西、町田市に所在する都立小山田緑地、コナラやクヌギなどの雑木が多く茂る自然溢れる緑地です。

2025年7月12日(土)くもり
夏になるとなかなか花盛りともいかず、少々彩りにも欠けるところもありますが、それはそれで。
たまには、こういった場所を散策するのも一興。
普段無い出会いあったりもします(^^)
写真は、種類は分かりませんがクワガタムシのメスです。

今日の草木花
- アキノタムラソウ
- オカノトラノオ
- タケニグサ(竹似草)
- ヌスビトハギ(盗人萩)
- ヤブミョウガ(藪茗荷)
アキノタムラソウ
アキノタムラソウはシソ科アキギリ属の多年草、本州から沖縄に分布、青紫色の花を付けます。
開花時期:7月から11月頃



植物スポット巡りはもともと花が目的ですが、ついついそれ以外も撮りたくなりますね。
アキノタムラソウと戯れるこの蝶は、ダイミョウセセリ。
北海道から九州まで広く分布します。
オカノトラノオ
オカノトラノオは、サクラソウ科オカノトラノオ属の多年草。
名前の由来は、野山(丘)に生え、花穂の形が「虎の尾」に似ていること。
開花時期:6月から7月頃


一緒に写っているのは調べると「ヒメウラナミジャノ」…たぶん( ーー;)💦
タケニグサ(竹似草)
タケニグサはケシ科タケニグサ属の多年草、日本や東アジアに分布。
花は白い小花が集まった円錐形の花序。
名前は果実の形状が竹の葉に似ていることに由来します。
開花時期:6月から8月


ヌスビトハギ(盗人萩)
ヌスビトハギはマメ科の多年草、日本の平地から山間部まで広く分布。
背丈は60~100cmで、葉は3枚の小葉からなる三出複葉。
夏にピンク色の蝶型の小さな花を付けます。
開花時期:7月から9月頃



もしかするとヌスビトハギは花より実の方をご存じの人が多いのではないでしょうか。
実は半円形でいわゆる「引っ付き虫」の1つです。
ちなみにヌスビトハギの名前の由来には諸説あるようで、1つは実の形が盗人の足跡に似ているといったものがあります。
ときより、植物の名前にはある意味残念なものがありますが、花は小さくかわいいもので、名前にある通り「萩」に似ていることに由来があります。
ヤブミョウガ(藪茗荷)
ヤブミョウガはツユクサ科ヤブミョウガ属の多年草、東アジアに分布、日本では関東地方以西の湿り気のある林や藪などに自生しています。
開花時期:7月から9月頃




名前にミョウガと付いてますが、ミョウガとは別の種類の植物です。
葉がミョウガに似ていることに由来しているそうです。
番外編(昆虫)
小山田緑地の散策は雑木林の中を通るルートが多く、普段目にすることのない生き物との出会があります。
カナブン(金蚉)

いわゆるカナブンです。
クワガタでも居ないかとキョロキョロしながら散策していて見つけました。
警戒感が薄いのか、樹液まっしぐらで逃げる様子は全く無かったです。

ナツアカネ(夏茜)

続いてはトンボ、いわゆる赤とんぼですね。
ですが、一括りに赤とんぼと言っても種類があるようで、調べると(たぶん)特徴からナツアカネではと判断。
アキアカネというものいます。

オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)

続いてもトンボ、これも(たぶん)オオシオカラトンボではと判断。
近縁種にシオカラトンボがいます。
話は変わりますが、同じトンボでも赤トンボよりシオカラトンボの方が警戒心が強いように思います。なかなか近づいて写真と撮らせてくれません💦


他にもこのようなキレイなキノコにも出会ってのですが、調べても結局分かりませんでした。
しかしながら、どうしたらこんな色になるかと自然の不思議を感じますね。

スポット情報
小山田緑地サービスセンター
〒194-0202
町田市下小山田町361-10
TEL:042-797-8968
開園時間:常時開園
※サービスセンター及び各施設は年末年始は休業。
※営業時間等はサービスセンターへお問い合わせ下さい。
入園料 :無料(一部有料施設あり)
あとがき
小山田緑地は思いの外、広く自然溢れるエリアでした。
ただ、雑木林エリアも多いので虫刺されにはご注意!
HARUは虫刺されのクスリは常備してますが、虫除けは持ってませんでした。
(「次は、忘れず必ず持っていこう」と思った。

しかしながら、早いもので季節は夏ですね。
だからと言って何かあるわけでも無いですが、虫刺されもさることながら熱中症には気を付けましょう。
特にこういった外歩きには(=゚ω゚)ノ
それではまた、次回の記事でお会いしましょう。
このサイトは、植物好きの筆者が行く先々で出会う季節の草や花や木を紹介するサイトです。
今後とも当サイト(みち草き)をよろしくお願いします。